経営課題を明確にする取組み
歯科医院経営は、歯科経営者にとって人生の多くの時間を占めています。日々の診療や業務に追われる中で、経営課題への対処も求められます。この取組みでは、まず医院経営の課題を明確にし、悩みや不安の種を解消していくことを目的としています。
特徴1: 多彩なアプリケーション
診療実績分析アプリ「Dentalyze®」をはじめ、歯科医院経営に特化した分析・統計のアプリケーションを複数提供しており、これらのアプリケーションは会員であれば全て利用することができます。
また会員のニーズに応じ、有志を募って打ち合わせを行いながら新たにアプリケーション開発をしていくことで、歯科経営者の目線から必要とされるアプリケーションが追加されていきます。
アプリケーション例:Dentalyze®(経営分析アプリ)
Dentalyzeは、自院の経営指標を分析・モニタリングし、また自院に近い状況の他院ベンチマークと比較することで、歯科医院経営の課題や改善余地を鮮明にするアプリケーションです。
「うちはどれだけやれているのか?」「ここからどのくらい高められるのだろうか?」という問いに答えを出し、医院経営について安堵したり、奮い立ったりすることができます。
-経営指標のモニタリング-
最大93もの重要な歯科経営指標を毎月追跡します。また対象年月を選択すれば昨年同月比などの分析をカスタマイズすることができます。
-他院平均との比較-
自院の実績を他院平均と比較することで自院の立ち位置を一目で確認できます。また管理者以外には他院平均が表示されないようになっており、入力をスタッフに任せることもできます。
-直感的なダッシュボード-
Dentalyzeには8つのダッシュボードがあり、最大70種の分析ビジュアルから重要なデータを簡単に視覚化し、課題を抽出することができます。
-戦略的意思決定のサポート-
回帰分析に基づく将来推計から目標設定をしたり、改善シミュレーションによる重点取組項目を検討したりすることで経営者がより戦略的な意思決定を行うためのサポートをします。
現在ご利用可能なアプリとリリース予定のアプリ
・Dentalyze:経営分析と他院比較
・Dentalyze(モバイル版):主要項目の経営分析と他院比較(公開準備中)
・経営者のホンネBOX:経営判断や実態の統計化(公開準備中)
・スタッフのホンネBOX:スタッフの考え方や実態の統計化(公開準備中)
- Dentalyzeによる無料分析実施中 -
特徴2: 生々しいまでの他院比較
いずれのアプリケーションにおいても、比較データの即時性とフィルタリング機能の有効性を重要視しています。これは、向上のポイントを見出すアプローチにおいて自院との比較をより効果的にするためです。
直感的で使いやすく、自院の状況に近いベンチマークと比較できるようなフィルターの組み合わせを実現でき、かつ5件未満のデータについては表示されない設計になっていることで個別医院が特定されない状態でベンチマーク比較が可能になっています。
フィルター例
・実績年月
・地域(市区町村まで)
・チェア台数
・標榜診療科
・創業年数
・近隣医院数
・最寄り駅との距離
・不動産所有権
・その他 合計最大20種
特徴3: 能動的な疑問の解消
歯科医院経営における疑問や課題は多岐に渡ります。しかし、それらを解消してくれる統計やアプリケーションを探しても見つからないことも多いのではないでしょうか。
この取組みでは歯科経営者自身が他院の知りたい疑問を発信することができ、それをきっかけとして新しい統計や分析、またアプリケーションやツールを生み出すことができます。
アンケートで統計を取ってみたい質問や、アプリケーションに追加してほしい機能などを受け付けており、内容に応じて統計やアップデートに反映されます。
統計化されたデータにも内容に応じたフィルターが付与されてフィードバックされ、自院により近いデータと比較することができます。